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御嶽山の噴火、メカニズムを調査中。専門家は、水蒸気爆発とみる [地域]

御嶽山の噴火、メカニズムを調査中。専門家は、水蒸気爆発とみる


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27日に御嶽山(長野県)で起きた噴火は、昭和54年以降最大とみられる規模となった。噴火のメカニズムはまだ分かっておらず、専門家は7年前(平成19年)に起きた噴火と同じ、水蒸気爆発とみており、気象庁は火山灰などを分析し詳しく調査している。


東大名誉教授の荒牧重雄氏も、
「(今回の噴火は)見る限りではマグマの関与は認められず、水蒸気爆発とみられる」と話している。


●水蒸気爆発とは

水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象。
噴火の場合、マグマが地下水などの帯水層に接近し、マグマの熱で大量の水蒸気が急激に発生して起こる。


●御嶽山の噴火

約1万年ほど前から、マグマを放出する噴火や、水蒸気爆発による噴火を繰り返してきた山だが、噴火の頻度は低く歴史記録は残っておらず、昭和54年に起きた噴火が有史以来、初の噴火。

初の噴火は水蒸気爆発によるもの。なお、平成3年・19年に起きた小規模の噴火も水蒸気爆発によるものである。



気象庁によりますと、今回の噴火場所は山頂南側の火口で、3km以上にわたって噴煙が流れ下ったとみられていて、「火砕流」が起きた可能性が高いとのこと。


●火砕流とは

噴火により噴出した高温の火山灰や軽石などが一団となり、時速100km以上の速度で流走する非常に危険な現象。1991年には、長崎県の雲仙普賢岳で大きな被害をもたらした。


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